引越しや結婚、就職などで新生活が始まる人も多いと思います。
そんな新生活を始めるときに、今まで使っていた物を捨て、新しく買い替えたり、様々な料金の見直しなどをしたりすると思います。
特に引越し先が大きく変わる場合、電気・ガス・水道などのライフラインの契約も大きく変わることになります。
そうなると普段は毎月の金額を気にするだけですが、新生活の始まりは基本使用料やガスがお得なのか?電気がお得なのか?をしっかり吟味してお得な方を主要に生活を始めることになります。
ガスと電気で生活に大きく関わるのは、お風呂と調理になります。
食事は毎日必ず食べますよね?何日も食べないという人は少ないです。
毎日のことだからなるべくコストは下げたいです。
そこで今回はIHクッキングヒーターの料金はガス代よりもお得なのかをご紹介したいと思います。
IHクッキングヒーターの電気代ってガス代より本当に安いの?電気代とガス代を比較した結果・・・。
IHとはinduction Heatingの略で日本語でいうと誘導加熱のことになります。
電磁調理器とも言われることもあり、内部に配置されるコイルに流れる電流により、所定の種類の金属製の調理器具を自己発熱させる器具のことです。
一般的には、コンロ型をしている調理器具のことを指します。
IHクッキングヒーターの電気代とは?
IHクッキングヒーターを使う上で、一番きになるのは電気代ではないでしょうか?
電気代というのは使用する電気料金プランにより、調理する時間帯によって大きく異なるのを知っていますか?電気料金プランによって、時間帯ごとに異なる電気料金が設定されています。
例えば、東京電力のオール電化向け料金プランの「電気上手」の場合は、同じカレーを作るとしても時間帯によってかかる電気代は変わってきます。
時間帯 | 1kWhあたりの電力料金 | カレーを作るのにかかる電気代 |
10時〜17時 | 38.63円 | 57円 |
7時〜10/17時〜23時 | 25.92円 | 38円 |
23時〜7時 | 12.16円 | 18円 |
※カレーを作るのにかかる時間を30分として、IHクッキングヒーターの消費電力を3kWとして計算しています。また、夏季料金にて計算しています。
以上のように、電気料金というのはプランによって時間帯で電気料金というのが異なります。同じ料理を作る時でも、時間帯によってかかる電気料金が異なってきます。
消費電力とは?
消費電力とは、電気回路に置いて消費される電力の事でワット時で表されます。電灯が光を出したり、モーターが力を出すときに使われるエネルギーの大きさを示し、この値が大きいほど電力を多く消費します。
電力(W)=電圧(V)x電流(A)x力率
電力量というのは、電力量(Wh)=電力(W)x使用時間(h)で表されます。
IHクッキングヒーターとガスはどっちがお得?
IHクッキングヒーターの買い替えを悩んでいる方の多くは、ガス代より安くなるの?という事ではないでしょうか?
せっかく買い替えるなら、ランニングコストが安いほうがお得になりますよね?そこでIHクッキングヒーターとガスの価格を比較して見たいと思います。
名称 | 1kWhあたりのエネルギーコスト |
LPガス | 21.21円 |
都市ガス | 12.10円 |
IHクッキングヒーター(昼間) | 38.63円 |
IHクッキングヒーター(朝・晩) | 25.92円 |
IHクッキングヒーター(夜間) | 12.16円 |
こうして見てみると、ガス代の方がランニングコストが安いですね。
電気代というのは先ほどもご紹介したように、選ぶ料金プランによって時間停料金も変わってきます。
ですので、あなたに最適な電気料金プランを選ぶ事で、電気代を節約することができます。
まとめ
IHクッキングヒーターの電気代についてご紹介しました。
ガス代より電気代の方が安いと思っていましたが、実はそんなこともないんですね。
住んでる地域や環境によって当然異なってくるので、ぜひこの機会に電気料金の見直しをしてみてはいかがでしょうか?