「美味しいアイスクリームってどうやって作るの?」
「レストランのアイスってどうしてあんなに滑らかなの?」
そんな悩みを解決します。
飲食店で15年以上勤務してきた弊社代表が美味しいアイスクリームの作り方について解説します。
弊社代表の詳しい経歴は弊社代表プロフィールをご覧ください。
ここでは以下の事について書いています。
- 美味しいアイスクリームの2つの要素
- プロが教える美味しいアイスクリームの作り方
- アイスクリームマシンより便利な機械
順番に解説します。
レストランの最後に出てくるデザート華やかで、甘くて美味しいですよね?
レストランで出てくるアイスクリームとコンビニやスーパーに売っているアイスクリームの美味しさの違いとは違いしょうか?
手作りだから?
半分正解、半分不正解です。
ではその違いは一体何なのでしょうか?
そんな疑問を持ったあなたのために、今回は美味しいアイスクリームの作り方についてご紹介します。
美味しいアイスを食べたい方、美味しいアイスを作りたいという方はぜひ最後までご覧ください!
美味しいアイスクリームの2つの要素
美味しいアイスクリームを作る上での2つの要素について解説します。
美味しいアイスクリームの作り方に行く前に、あなたはどんなアイスクリームが美味しいと思いますか?
美味しいには人それぞれ好みがあるので断定は出来ませんが、身近なものでいうとハーゲンダッツなどは多くの人が美味しいと思うアイスクリームなのではないでしょうか?
飲食業界15年以上働いた経験の弊社代表の美味しいアイスクリームの定義というものが2つありますのでご紹介します。
その2つとはこちらです。
- 素材が本物であること
- 口どけが良いこと
ハッキリと言ってこれを守れば美味しいアイスクリームになります。
レシピがどうのこうのというよりこの2つです。
もちろんレシピによって、多少の差はあります。
バニラアイスで言えば卵黄の量だとか、生クリームの量だとか、グラニュー糖の量だとか、グラニュー糖の代わりにハチミツを使うだとか、そういう多少の違いで好みの差は出てきます。
しかし、本質的な事を言えば上の2つを満たせば、ほとんどのレシピで美味しいアイスクリームになります。
順番に解説します。
素材が本物であること
素材が本物である事という意味がわかる人は、おそらく美味しいアイスクリームを作れています。
どういう事かというと、香料やパウダーを使わないという事です。
ここまで言えば、おそらく多くの人は気づいたのではないでしょうか?
バニラアイスで言えば、バニラエッセンスを使わないでバニラビーンズを使うという事です。
チョコレートのアイスを作るならチョコレートソースを使うんじゃなくてチョコレートを使いましょうという事です。
例えば、バニラアイスクリームのレシピを検索してみると、材料の所にバニラビーンズ無ければバニラエッセンスでも可。
と書いてある場合が多いです。
もちろんそれが悪いということではありません。
ただ、「美味しいバニラアイスクリーム」を作るという目的の場合には僕は正しくないと考えます。
バニラエッセンスを使ったバニラアイスは、「手軽に作れるバニラアイス」または「お金をかけずに作るバニラアイスクリーム」と考えます。
他にも、レモン味のアイスだった場合もレモンオイルを使用していたりする場合があります。
そのレモンオイルが自家製とかレモン農家が作っているという場合ならいいですが、工業的に作られたレモンオイルではレモンの香りがつく程度です。
そうじゃなくてちゃんとフレッシュのレモンを絞ったり、レモンの皮を使ったりしてアイスを作りましょうね。という事です。
これが素材が本物であるという事です。
口どけが良いこと
もう一つの僕が美味しいと思える要素は口どけが良いという事です。
どんなに美味しいレシピで、素材にこだわって作っても適切な柔らかさで食べなければ美味しく感じないという事です。
あなたもこんな経験があるのではないですか?
例えば、買ってきたカップアイスがガチガチに凍っていて食べれない。
もしくは少しづつしか削れなくて味があまりしない。
誰もが一度くらいは経験があるのではないでしょうか?
これを食べるためにレンジで軽くチンしたりする人も多いのではないでしょうか?
これって美味しくないですよね?
つまりは適切な柔らかさ出ないアイスクリームは美味しいと感じないという事です。
適切な柔らかさのアイスクリームというのは温度が高いので、口どけも必然と良くなります。
以上が僕の考える美味しいアイスクリームの定義です。
プロが教える美味しいアイスクリームの作り方
ここでは実際にアイスクリームの作り方をご紹介します。
今回は基本的なバニラアイスのレシピで作り方をご紹介します。
レシピ自体はお店で作ってお客様に提供していたものです。
パコジェットというマシンを使うことで口どけの良いアイスクリームを作ることができます。
分量とレシピ
- 牛乳 250g
- 生クリーム125g
- バニラビーンズ 1本
- 卵黄3個
- グラニュー糖 45g
- 水飴 40g
以上が使用する材料です。
作り方の手順は以下です。
- 鍋に牛乳と水飴を入れバニラビーンズを割いて入れ、火にかけます。沸騰しないように注意します。バニラの香りが牛乳に移ればいいです。
- ボールにグラニュー糖と卵黄を入れブランシールします(白くなるまでよく混ぜること)。
- 2のボールを混ぜながら、1をゆっくりと注いでいきます。全部をボールに入れたら、鍋に戻します。
- 再び弱火にかけ、木べらで混ぜながら濃度がつくまで加熱します。
- 濃度がついたら(木べらについたアパレイユを指でなぞり、アパレイユが垂れないくらい)シノワを使って濾して、氷水に当てながら急冷します。
- 冷めたアパレイユをパコジェットの専用ビーカーに入れ、冷凍庫で1晩凍らせます。
- 翌日、アイスクリームを作るときにパコタイズしてアイスクリームを作ります。これで美味しいアイスクリームの完成です。
アイスクリームマシンより便利な機械
いかがでしたでしょうか?
プロが教える美味しいアイスクリームの作り方を解説しました。
美味しいとアイスクリームの定義は理解していただけましたでしょうか?
大事なことなのでもう一度繰り返しておきます。
美味しいアイスクリームを作る2つの要素はこちら。
- 素材が本物であること
- 口どけが良いこと
これを守るだけで美味しいアイスクリームを作ることができます。
もしも疑っているようでしたら、実際にバニラエッセンスを使ったアイスクリームとバニラビーンズを使ったアイスクリームを作り比べてみてください。
口どけの良さというのは、やはりアイスクリームマシーンを使ってアイスを作るというのが美味しです。
しかし、アイスクリームマシンでは一度に大量のアイスクリームを作る事になり、それを冷凍庫で保存しなければなりません。
そうするとせっかくの出来立ての美味しいアイスクリームも台無しです。
その悩みを解決するのがパコジェットというマシーンです。
パコジェットを使うと必要なときに必要な分だけ出来立手のアイスクリームを作ることができるので、とても便利です。
最新のパコジェットについてはこちらをご覧ください。
飲食店経営に関するお悩みや購入の相談は株式会社ナカイヤまでお問い合わせください。