「スタバのフラペチーノのようなホイップクリームってどうやって作るの?」
そんな悩みを解消します。
スタバのように〇〇フラペチーノやパンケーキのトッピングに使う生クリームは、しっかりとしたホイップクリームの方が見栄えが良いです。
ホイップクリームの上にフルーツやチョコレートソース、キャラメルソースをかけるとしたら、しっかりとした生クリームというのが必要になってきます。
しかし、レシピ通りにやってもうまくいかないという方の為に今回は、エスプーマ を使ったスタバのようなしっかりとしたホイップクリームの作り方をご紹介します。
エスプーマの基本的な使い方は以下の記事でご確認ください。
エスプーマでスタバみたいなホイップクリームを作る方法
エスプーマを使ってスタバみたいなホイップクリームを作る方法はこちらです。
生クリームを変える
なぜなら、スタバのようなホイップクリームを作るのにゼラチンを使う必要がないからです。
エスプーマは、野菜のピューレなどにゼラチンや寒天などの凝固剤を加えて、野菜のピューレにある程度の濃度をつけて、それにガスを使ってふわっとした食感にする。
というのが基本的な使い方です。
しかし、生クリームをホイップするのにゼラチンを使用する必要はありません。
生クリームを変えることでスタバのようなしっかりとしたホイップクリームを作ることが出来ます。
でエスプーマを使ってスタバの様なしっかりとしたホイップクリームを、凝固剤無しで作るにはどの生クリームを選べば良いのでしょうか?
次のトピックでご紹介します。
スタバの様なホイップクリームを作るのに適した生クリームとは?
エスプー を使ってスタバの様なしっかりとしたホイップクリームを作るのに適した生クリームをご紹介します。
結論から先にお伝えしましょう。
それはコンパウンドクリームと呼ばれる生クリームを使用することです。
と言うのも、コンパウンドクリームにはすでに乳化剤や安定剤などが含まれているからです。
生クリームと一言に言っても色々な種類があることをご存知でしょうか?
厚生労働省の「乳及び乳製品の成分規格等に関する省令」では生クリームは以下の2つに分けられます。
- クリーム
- 乳等を主原料とする食品
簡単にいうと、「動物性の生クリーム」と「植物性の生クリーム」と思ってもらえればわかり易いのではないでしょか?
この乳等を主原料とする食品はさらに細かく分類することができます。
これは生クリームのパックの種類別というところを見ると確認できます。
しかし、この種類別というところにはコンパウンドクリームとは表記されません。
では、生クリームの種類とはどの様な分類がされているかを次の項でご紹介します。
生クリームの種類とは?
生クリームのパックには必ず、原材料や種類別が記入されている場所があります。
そしてその表記には必ず定義がされています。
表記の種類は以下の4つです。
- クリーム
- 純乳脂乳主原
- 混合脂肪乳主原
- 純植物性脂肪乳主原
クリーム
種類別のところにクリームと記載されている場合、乳等省令では以下のように定義づけられています。
クリームとは、生乳、牛乳または特別牛乳から乳脂肪分以外の成分を除去したもの
つまり、生乳または牛乳、特別牛乳から乳脂肪分の多いところだけを集めたものがクリームで、乳脂肪分は18%以上と決まっています。
クリームと表記されている場合は、動物性の生クリーム100%になります。
飲食店の調理などで使われるのはこの生クリームになります。
カルボナーラの様なクリームパスタや若鶏のクリームソースなどは動物性の生クリームを使用しています。
純乳脂乳主原(通称:純乳脂タイプ)
こちらのタイプの生クリームの特徴は脂肪分として乳脂肪分が使われています。
しかし、使う際の使い勝手を考慮して乳化剤や安定剤などが添加されています。
パッケージには「生クリーム100%使用」と表示されている場合もあります。
使用している脂肪が全て乳脂肪であるというだけでクリームには分類することができません。
こちらも動物性のクリームと言えます
乳化剤や安定剤が添加されることで、調理する際の作業性はよく、動物性なのでコクもあると言えます。
しかし、生クリーム本来の風味や口どけなどはクリームに比べると劣ります。
混合脂肪乳主原(通称:コンパウンドクリーム)
これは乳脂肪の一部を植物性に置き換えたもので、乳脂肪の風味のよさ、口どけの良さを生かしながら植物性脂肪を加えたものです。
動物性と植物性の脂肪を混ぜたものです
割合は商品ごとに異なるので、決まった割合はありません。
植物性の脂肪がが入るので、泡立ちや作業性が上がり、価格もクリームに比べると安価になります。
賞味期限もクリームよりも長く設定されています。
しかし、乳化剤や安定剤、香料などを添加していることが多く本来の生クリームの風味や口どけには及びません。
純植物性脂肪乳主原
乳脂肪を全て植物性脂肪に置き換えたものです。
乳脂肪の様なまろやかな風味とは異なり、軽くさっぱりとした風味が特徴です。
完全なる植物性の生クリームです。
乳化剤や安定剤、香料が含まれていて、足りない部分を補っています。
4つの中で最も賞味期限が長く、ホイップした状態で冷凍販売されたりもしています。
レストランではあまり使うことがない生クリームです。
エスプーマでスタバみたいなホイップクリームの作り方のまとめ
いかがでしたでしょうか?
エスプーマでスタバみたいなホイップクリームの作り方について解説しました。
スタバのようなホイップクリームを作るには生クリームを正しく選ぶことです。
おすすめなのはコンパウンドクリームです。
必ずしもコンパウンドクリームでなくてはいけないと言うこともありません。
最も簡単に作れるのが、コンパウンドクリームを使用することです。
コンパウンドクリームには多くの場合、乳化剤や安定剤、香料などが含まれているからです。
動物性のクリームを使用しても、スタバのようにしっかりとした生クリームを作ることは出来ます。
ただし、少し慣れやコツが必要になります。
エスプーマのレシピについては以下をご覧ください。
基本的なレシピはこちらを覚えて頂ければOKdesu.
エスプーマに関するお悩みや購入の相談は株式会社ナカイヤまでお問い合わせください。
エスプーマの使い方は以下の記事で詳しく解説しています。
その他のエスプーマのお役立ち情報は下記にまとめています。