「キッチンエイドがすぐに壊れてしまう・・・。」
「キッチンエイドでどれくらいの仕込みが出来るのか知りたい!」
そんなお悩みを解決します。
ここではキッチンエイドの正しい使い方について解説します。
この記事では以下の7つの事について書いていいます。
本記事の内容
- キッチンエイドとは?
- キッチンエイドの3つの特徴
- キッチンエイドの正しい使い方
- キッチンエイドの正しい使い方8つの手順
- キッチンエイドの仕込み量の目安
- キッチンエイドの速度調整の目安
- キッチンエイドの製品仕様
順番に解説して行きます。
この記事を最後まで読んで頂ければ、キッチンエイドの正しい使い方を知る事ができ、故障や破損の原因を減らす事ができます。
ですので、キッチンエイドの故障にお悩みの方はぜひ最後までお読みください。
キッチンエイドとは?
キッチンエイドとは世界で使用されるスタンドミキサーのことです。
歴史は古く1908年にハーバートジョンソンという人がパン屋さんが生地をこねる姿を見て、もっと効率的な方法があるはずだと思い考案さされました。
試作品を友人の自宅で使ってもらったところ、友人の一人に
「こんなにキッチン(kitchen)で役立つ(aid)ミキサーをみたことないわ!」
と大喜びしていいました。
その一言からkitchen Aid(キッチンエイド)と命名されることになりました。
およそ100年たった今でも、世界中で料理を楽しさを与えるブランドとして、スタンドミキサーで世界シェアナンバー1です。
キッチンエイドの3つの特徴
そんな長い歴史を持って世界で利用されているキッチンエイドの特徴は主に3つあります。
- 圧倒的なパワー
- プラネタリーミキシング
- 安心の耐久性と安定性
順番に解説して行きます。
1.圧倒的なパワー
キッチンエイドには10段階の速度調整レバーが付いています。
そのレバーで調整することで、ゆっくりかき混ぜたり、濃度の高い食材まで攪拌したりかき混ぜたりすることができます。
高速攪拌ならば、1個分の卵白でも簡単にメレンゲを作ることができ、少ない量の生クリームなども泡立てることができ、食材を無駄にすることがありません。
2.プラネタリーミキシング
キッチンエイドが開発したプラネタリーミキシングは、圧倒的な攪拌力で均一な仕上がりを可能にしました。
その秘密は、ビーターがボウル内を時計周りに移動しながら、ビーターシャルトは真逆の反時計回りに回転する相反する動きにあります。
ビーター全体とビーターシャフトがそれぞれ反対方向に回転することで、同一の軌跡を描くことが無いので、効率的に均一に攪拌することが可能です。
3.安心の耐久性と安定性
本体ボディーはダイキャスト(金型に溶解した金属を圧入することにより、高い寸法精度の鋳物を大量に生産する鋳物方式のこと)、製品内部はメタルで製造されているので耐久制覇抜群です。
ダイレクトトランスミッションを採用しているので、高速攪拌の振動にもブレない安定性を持っています。
キッチンエイドをより便利にするアタッチメント
キッチンエイドの正しい使い方8つの手順
それでは、キッチンエイドの正しい使い方を8つの手順に沿って御紹介します。
その8つの手順はこちらです。
- ボウルを取り付ける
. - 攪拌部品を取り付けます
- ボウルをあげます
- 材料を入れます
- 電源プラグを専用コンセントに差し込みます
- 速度調整レバーで攪拌をスタートします
- ミキシングを終了する
- 攪拌部品とボウルを取り外します
飲食店での働いたことのある人は使ったことがあるよ、という方が多いかもしれませんが、それが本当に正しい使い方だったのでしょうか?
先輩に言われた通り使っていただけではないでしょうか?
その先輩が間違った使い方をしていたら、教わった使用方法は間違ったものです。
それが原因で故障や怪我に繋がる可能性もあるので、ぜひご確認ください。
1.ボウルを取り付ける
ボウルを持ち上げ、ハンドルを時計方向に回して止まる位置まで下げてください。
ボウルの位置を決め、金具の穴を位置決めピンに合わせ挿入してください。
ボウルの背面のボウル・ピンがスプリング式掛け金にカチッと音がするまでボウルの後部を押し下げてください。
2.攪拌部品を取り付けます
モーターヘッドとボウルの間から攪拌部品を入れてください。
攪拌部品をビーター・シャフトにはめ込み、できる限り押し上げて、反時計方向に回してビーター・シャフトのピンに引っ掛けてください。
3.ボウルをあげます
ボウルを持ち上げてハンドルを反時計方向に真上まで回して、カチッとロックされる位置まであげてください。
4.材料を入れます
モーターヘッドとボウルの間から材料を入れてください。
必ずミキシング前にボウルを持ち上げてください。
5.電源プラグを専用コンセントに差し込みます
電源プラグをコンセントに差し込む時は、必ず速度調整レバーが0になっていることを確認してください。
6.速度調整レバーで攪拌をスタートします
速度調整レバーをスライドして攪拌をスタートさせます。
ボウルから材料が飛び散るのを防ぐ為に、必ず低速からスタートして、少しづつす攪拌スピードをあげて行きましょう。
7.ミキシングを終了する
速度調整レバーを0にして、電源プラグを抜きます。
8.攪拌部品とボウルを取り外します
ボウルを持ち上げ、ハンドルを時計方向に回し、ボウルを下げて攪拌部品をビーター・シャフトから取り外します。
ボウルの取っ手を握って、まっすぐ上に持ち上げ、位置決めピンから外してください。
キッチンエイドの仕込み量の目安
キッチンエイドの正しい使い方はお分かりいただけましたでしょうか?
では、一回でいったいどれくらいの量が仕込めるのか気なりますよね?
それによって仕込みの量や仕込みの時間が大幅に変わってきますからね。
今回はキッチンエイドKSM5の仕込み量の目安をご紹介したいと思います。
KSM5 | ||
品名 | 最大 | 最小 |
スポンジ | 生地で880g | 100g |
メレンゲ | 730g | 150g |
生クリーム | 1,300g | 300g |
パウンドケーキ | 生地で2,000g | 生地で450g |
バター使用のパン生地 | 生地で1,000g | 生地で260g |
あくまで目安ですので、粉の量や水分量によってこの限りでは無いのでご注意ください。
限度を超えての容量で使用すると、モーターに負荷がかかり、回転が停止したり故障の原因となりますので、必ず仕込み量の範囲内でお使いください。
正しく掃除すれば故障知らずです。
キッチンエイドの速度調整の目安
調理経験のある方はわかるかもしれませんが、調理経験のない方にはどの生地をどれくらいで混ぜれば良いかわからないと思います。
そこでキッチンエイドを使う時の速度調整の目安をご紹介します。
速度数 | 使用例 |
①かき混ぜる |
|
②ゆっくりのミキシング |
|
④ミキシング・攪拌 |
|
⑥攪拌・クリーム状に練る |
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⑧高速攪拌・泡だて | 生クリーム、卵白を泡立てるのに適しています |
⑩高速の泡だて | 生クリーム、卵白を泡立てるのに適しています |
キッチンエイドの製品仕様
キッチンエイドの正しい使い方は参考になりましたでしょうか?
最後にキッチンエイドの製品仕様をご紹介したいと思います。
品名 | キッチンエイドミキサー |
型式 | KSM5 |
外形 | 270x340x415mm |
電源 | 100V 50/60Hz |
電流 | 4.0A |
消費電力 | 250W |
回転数 |
標準攪拌部品装着時60~250rpm アタッチメント装着時50~200 |
容器容量 | 4.8L |
質量 | 11.2kg |
電源コード | 1.5m |