「ロレーヌ地方の料理の特徴って何?」
「ロレーヌ地方の食材ってどんなものがあるの?」
「ロレーヌ地方の代表料理って何?」
そんな疑問に答えます。
最後までお読み頂ければ、ロレーヌ地方の料理について詳しくなります。
留学や旅行を検討している方はぜひ最後までお読み下しさい。
本記事では次の2つの事について書いています。
本記事の内容
- ロレーヌ地方とは?
- ロレーヌ地方の代表的な料理
ロレーヌ地方とは?
フランス北東部、パリ盆地の外縁部にあたる広い大地がロレーヌ地方で、中心都市はメスです。
北はドイツ、ルクセンブルク、ベルギーと接しています。半大陸性気候で、主に牛の飼育と小麦・大麦栽培に力をいれています。
アルザス地方ほどではないが、ドイツの影響を受けていて、豚肉とその加工品がよく使われています。
ロレーヌ地方の特産物はミラベル、ヴォージュ山脈のもみの木の蜂蜜、マンステルチーズなどが有名です。
料理名にロレーヌ風とつけば、紫キャベツの赤ワイン蒸し煮とじゃがいものフォンダンを付け合わせることが多いです。
ロレーヌ地方の代表的な料理
シック | cique | フレッシュのマンステールチーズの水気をきり、エシャロットとニンニク、シブレットを刻んで加え、生クリームで濃度調整する。パンに塗ったり、ゆでたじゃがいもにのせて食べる |
キッシュ・ロレーヌ | quiche lorraine | パート・ブリゼを丸型に敷き、炒めた生ベーコンの棒切りをちらし、卵と生クリーム、ナツメグを加えてオーブンで焼いたもの |
ロレーヌ風・ポテ | potée lorrainne | 豚の燻製肩肉と香味野菜をラードで焼いて色付け、水、生ベーコン、白インゲン豆、キャベツ、じゃがいもなどを加えて煮たもの |
ガチョウのドープ | oie en daube | さばいたガチョウと生ベーコンの棒切りを鵞鳥脂で炒めて小麦粉をふり、水エシャロットなどを加えてゆっくりと煮込んだもの |
ロレーヌ風シュークルートのレシピと作り方
分量
シュークルート 1kg
りんごの薄切り 2個
豚背肉塩漬けブロック 600g
ベーコンブロック 400g
にんにく 1個
ローリエ 1枚
クローブ 3個
ネズの実 適量
ヴァン・グリ 25cc
ソーセージ 1本
ラード 30g
胡椒 適量
ボイルドポテト 20個
作り方
- シュークルートは2〜3回丁寧に水でほぐし、軽く絞ります。豚背肉の塩漬けは塩抜きのため、冷水にしばらくつけておきます。
- 鍋にラードを入れ、シュークルートとりんごを入れ、次にベーコン①の豚肉の塩漬け、にんにく、ローリエ、クローブ、ネズの実を加えます。さらにその上にシュークルートをかぶせます。
- ②にヴァン・グリを入れ、ブイヨンを注ぎ、胡椒をふり、蓋をして火にかけます。軽く沸かして200度のオーブンに入れ約2時間煮込みます。
- ③にソーセージを入れさらに30分ほど煮込みます。
- 火が通ったら、豚肉とベーコンを適当な大きさにカットします。
- 器に盛り付けて完成です。
フランスの地方料理については下記の記事にまとめていますので、お役立てください。