1位 東京 190,112
2位 大阪 118,335
3位 愛知 80,844
この数字は何の数を表しているかわかりますか?
この数字は厚生労働省の衛生行政報告のデータを元に、食品営業許可を必要とする飲食店の件数となっています。
ですので、レストランや定食屋をはじめ、弁当や仕出し屋、ホテル・旅館などもこれに含まれています。
東京での飲食店数が190,112店というのはかなり多いですね。
そんなたくさんの飲食店が営業許可を取得しているので最低限の、厨房設備を整えているということになります。
2槽シンクや冷蔵庫・冷凍庫、手洗い設備、フライヤー、グリル、コンロなどの厨房機器が揃っていることだと思います。
これらの厨房機器は最低限必要なものなので、他の店との差別化するのは難しいものです。
飲食店で他の店の差別化というのは主に、シェフの腕前によって差別化されている言えます。
名店で修行した人、海外で長年修行した人、家業をついで伝統の味を守る人、
など、シェフが違うことによって、料理の味が違い、それが主に差別化となっています。
しかし、最近では人手不足によりその差別が難しくなって来ています。
そこで、最新の厨房機器を使うことによって他の飲食店との差別化を図ることができます。
などなど、このような調理器具をつくことによって他店との差別化を図ることができます。
しかし、スチームコンベクションオーブンやエスプーマなどは、すでに数多くの飲食店で導入されているのでそこまでの差別化にはなりません。
上記にあげた6つの中でまだ普及率の低いものはどれでしょうか?
統計をとったわけではないですが、10年以上の飲食店勤務の経験から言えることは、過冷却庫とガストロバックはいまだにそんなに普及されていないです。
そこで今回はそんなガストロバックを東京で体験する方法をご紹介したいと思います。
ガストロバックとは?
スペインのエルブジという「世界でもっとも予約の取れないレストラン」で使われていた、減圧調理をする厨房機器です。
容器内の気圧と温度を自由に設定することができ、新しい食感の料理を生み出すことができます。
ガストロバックの詳しい使い方は過去の記事に書いてますのでそちらをご覧ください。
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減圧調理器ガストロバックではどんな料理が作れるのか?
「減圧調理器ガストロバックを使うとどんな料理が作れるのか?」 そんな疑問にお答えします。 なぜ疑問に答えられるのか? 弊社代表の中井は2007年に25歳にして、当時「世界一予約の取れないレストラン ...
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東京でガストロバックを体験する2つの方法とは?
そんな魅力的な厨房機器のガストロバックですが、一つネックなことがあります。それは価格が高額だということです。
まずはこちらをご覧ください。
100万円を超える価格です。
減圧調理ができて、温度の調節もできるということで、ものすごい技術が使われていて、もしかしたらとても安いのかもしれません。
しかしながら飲食店で1つの厨房機器に100万円を払うというのは、かなり大変なことです。
僕も個人飲食店で料理長を務めたことがあるので、個人飲食店で100万円を売り上げをあげるのがどれだけの大変なのかがわかっているつもりです。
しかも、今までの料理とどれほどの違いが出るのかもわからないガストロバックに100万円は払う気になりませんよね?
いきなり購入する前に一度ガストロバックを体験してみたいと思いませんか?ですので東京でガストロバックを体験する方法をご紹介したいと思います。
東京でガストロバックを体験する2つの方法は
ガストロバックを使っているお店に食べに行く
グーグルで「ガストロバック 東京」で検索してみると、目白にある「旬香亭」というお店がヒットします。
こちらお店ではガストロバックを使った料理を食べることができるようです。
また、武蔵小山にあるFerme de legume(フェルム・ド・レギューム)というお店もガストロバックを使った料理を食べることができるようです。