あなたのお店の家賃誰かに払ってもらいませんか?
「お店の家賃もう少し安くならないかな?」と思ったことはありませんか?
飲食店を経営していると固定費というものがかかります。
大きなものは家賃と人件費この二つの固定費というのが飲食店における支払いの大きなウェイトを占めているのです。
飲食店における人件費というのはもっとも大きくのしかかる費用ですが、削るわけには行きません。
なぜなら、いつ忙しくなるのかわからないからです。あらかじめ予約で忙しい日がわかっている場合は問題ないですが、予約がなくても忙しくなる日というのは飲食店経験者は経験があると思います。
そんな時のために、人件費はあまり削ることができません。
そうなると、こう思うわけです。「もう少し家賃安くならないかな?」
家賃を安くしたからといって使用面積が減るわけではないので、家賃が安くなったら経営も楽になります。
しかし、なかなか家賃を安くしてもらう交渉というのは難しいと思います。
開業前ならまだしも、開業後に家賃を安くして欲しいと言えるのはそんなに多くないと思います。
大家さんとよっぽど仲良くなれれば、家賃交渉もしやすいとですが、なかなかそんな機会もありません。
しかし、そんな家賃を下げる方法があるのです。それが間借りビジネスです。
間借りビジネスとは?
「間借りカレー」という言葉を聞いたことはありませんか?これはスナックやバーの営業をしていない昼間の時間を使って、カレー屋さんを他の誰かが営業するというものです。
スナックやバーの経営者にはカレーを作りたいという人から家賃を受け取ることができます。
カレーを作りたいという人は初期費用を抑えてカレー屋さんを開業することができる、お互いにメリットのあるビジネスモデルです。
お店を貸し出す側は月額の使用料を決めることができるので、仮に毎月5万円の収入があったらどうでしょうか?
毎月5万円あったら
毎月の収入が5万円増えたら何に使いますか?
毎月5万円の収入があったら、かなり楽になると思いませんか?
毎月5万円、半年で30万円、1年で60万円。毎月5万円の収入が増えることになると、もちろん家賃の補填でも構いませんし。
営業日を1日減らして、休みをとって温泉などでしっかりと休養を取ることもできますね。
また、その5万円を自分に再投資することで、ワインや日本酒の勉強をしたり、新しい食材を探したり、新しいメニューを作ったりすることもできます。
数ヶ月分をためて新しい厨房機器を購入することもできます。それによってまた新たな売り上げを作ることができるかもしれません。
先ほどもご紹介したように、毎月の使用料は貸し出す側が決めることができるので、もっと高く設定することもできますし、もっと低くすることもできます。
使用料を高く設定すれば収入も増えますが、借り側が少なく撤退も早いかもしれません。
使用料を低くすれば、毎月の収入は少ないですが、長い間借りてくれる可能性が高くなります。
どちらにせよ、空いてる時間を使っての収入なので、とてもありがたいことには代わりないですね。
間借りは違法!?
ここまでの説明で、間借りというのは「お店の使ってない時間を人に貸して、使用料を頂く。」
という事は理解していただけましたでしょうか?
けど、それって転貸(てんたい)で違法じゃないの?と思われた方も少なからずいるのではないでしょうか?
確かに勝手にやっていたら転貸(てんたい)で違法です。
しかし、多くはありませんが、大家さんの許可をとれば転貸も可能というお店もあります。
もしも、大家さんの許可が取れないけど、お店の空いている時間を誰かに貸して使用料をいただいて、「家賃の支払いを少しでも減らしたい」という方は、業務委託という方法で貸し出す方法もあります。
しかし、業務委託の経験なんてないし、一歩間違えば転貸扱いされてこのテナントから出ていってくれなんて事になったら、本末転倒ですよね?
やはり、難しい事や面倒な事、自分ではできないことはプロに任せるべきです。
実はそんな、店舗の空き時間を貸したい人と店舗の空き時間を借りたい人をマッチングさせるサイトがあるのです。
ゴーストレストラン開業に使える間借りマッチングサイトおすすめ5選
こちらのサイトを経由することで、転貸(てんたい)の法律的な問題や、鍵の問題、トラブルなどは貸す人と借りる人の間に入って解決してくれます。
空いている時間が全て対象になる
あなたのお店の営業時間は何時までですか?
飲食店の営業時間というのは業態によって違います。
朝5時までの居酒屋。
深夜2時までのダイニングバー。
21時ラストオーダーのレストラン。
20時閉店のパンケーキ屋さん。
24時間営業のチェーン店。
などなど時間帯というのは決まっていません。24時間営業を除けば、1日のうちに必ず空いている時間というのは発生するものです。
それが昼間かもしれませんし、深夜かもしれませんし、明け方かもしれません。
果たして、そんな時間に需要なんてあるの?と思うかもしれませんがあります。
なぜなら、飲食店の厨房設備はそれぐらい特殊なものだからです。
飲食店だけでなく、撮影などで使うという可能性もあるので、時間帯が空いていれば昼間だろうと、深夜だろうとあまり関係はないのです。